スプリンターズステークスは比較的荒れにくく、人気2頭に人気薄1頭という組み合わせが多いような気がします。もしそうなれば、人気薄からも何頭か買っておきたいという心理は誰しも働きます。そこで今回のせっかくなので穴馬(6番人気以下)について少しばかり考察してみたいと思います。
各馬考察
- タイセイビジョン (想定6番人気 17.7倍) 牡5歳
やはり川田ジョッキーではないのが割引だと感じます。福永ジョッキーも上手いですが、手があっていたのは川田ジョッキーだと思います。また、ナランフレグの不安要素と同じで、後ろからかつイン突きをしたいはずです。今回は枠的に外を回して来そうなので少し不利な気がしてしまいます。 - ウインマーベル (想定7番人気 18.4倍) 牡3歳
この馬は安定して前で競馬ができることから、あり得るのではないかと思ってしまいます。スプリンターSの好走する脚質という感じに思えます。ただし、高速決着の経験がないのが割引ですね。 - テイエムスパーダ (想定8番人気 19.3倍) 牝3歳
国分ジョッキーが腹を括ると言うコメントをしていました。今の馬場傾向も味方し、可能性は十分あると感じます。とんでもないレコードも出しており高速決着への不安はありません。純粋に力が足りるかどうかになると思います。モズスーパーフレア姉さんの走りをしてくれたら残るんじゃないかと思います。 - ジャンダルム (想定9番人気 25.6倍) 牡7歳
中山巧者であり、オーシャンSではナランフレグに0.1差つけて勝利している点は純粋に評価できます。1枠2番に入ったこともいいですね。7歳と高齢であることが不安ですが、経験と適性コースでどうかといったところでしょうか。 - トゥラヴェスーラ (想定10番人気 39.9倍) 牡7歳
高松宮記念では2年連続4着に好走しており、今年に関してはメイケイエールにも先着しており、展開さえ向けば強いことがわかります。中山がどうかとあまりに早い決着だと少し足りないと予想します。 - ダイアトニック (想定11番人気 50.4倍) 牡7歳
高松宮記念で3着になった馬です。本質的には1400m、京都競馬場が合うと思います。時計が早いと苦しいかもしれませんし、中山はどうかというのが心配です。しかし、2枠4番を取れており、イン突きの岩田の親父ならばと思わせてもくれます。オッズ妙味ありで買う価値はありそうです。 - エイティーンガール (想定12番人気 67.6倍) 牝6歳
この馬も後ろからとなるので展開の助けが必要だと思います。また、年齢的な衰えが気になります。ただ、ローテーションがいつもと違い、スプリンターズSを意識したものだろうとのことで軽視はできないかもしれません。 - メイショウミモザ (想定13番人気 71.0倍) 牝5歳
弱い馬ではないとは思いますが、近走の様子を見るに馬の気持ちが切れてしまっているように思います。その馬をさすがにG1で買いたいかと言われたら少し難しいと思います。 - ファストフォース (想定14番人気 75.0倍) 牡6歳
セントウルSで2着に好走しました。前に行きたがる馬が少なかったのが好走の助けになったと思います。今回も積極的に逃げる馬は少なそうですが、テイエムスパーダの存在はやっかいになるとは思います。 - マリアズハート (想定15番人気 82.4倍) 牝6歳
カーバンクルSではセントウルSで3着に好走したサンライズオネストに次ぐ2着であり、意外にも中山巧者です。さらに、韋駄天Sで勝利しアイビスSDからのローテであり早い時計にも対応できるローテであると考えます。前目につけて今の馬場を味方につければ一発あるのではないかと考えます。 - ラヴィングアンサー (想定16番人気 231.8倍) 牡8歳
純粋に力が足りないと思います。来たらさすがに諦めます。
以上を踏まえ、穴馬から狙うとしたらジャンダルムとマリアズハートを選出したいと考えます。