こんちには。ぐろちゃんです。待ちに待った高松宮記念ですね。今年二回目のG1になります。ワクワクが止まらないところですが、私はレース中雲の上にいるのでリアルタイムでレースが見れません。
昨日はイクイノックス、ウシュバテソーロがドバイの地で優勝してくれ、世界に通用する日本競馬のすばらしさを認識し、感動を与えてくれました。私も何か良いものを発信できるように頑張ろうと思わせてくれました。そんなわけでいつのように予想していきたいと思います。
高松宮記念は私にとって因縁の深いレースでして、2020年にクリノガウディの単複、ワイドを握りしめていました。これだけで当時のレースを見ていただければ私の悔しさが分かっていただけると思います。たしかあの時も重馬場でした。そこから2021年、2022年、そして今年と毎年悪い馬場で開催される高松宮記念です。
荒れる重賞のイメージですし、今年に限って言えば実力馬がそろいに揃っているので何が来るか予想できないほどに難しそうです。重馬場適性のある馬、トラックバイアス、血統などなど複合的に評価していきたいと思います。
[血統考察]
サンデー系、クラシック好走血統が走りにくい難解なG1です。過去10年の30頭のうち、父サンデー系の好走馬が9頭、ネイティブダンサー系が13頭とネイティブダンサー系が一番多いです。母父もノーザンダンサー系が9頭、次にナスルーラ系が8頭となっています。
アドマイヤムーン産駒が最も好走しており、5頭です。続いてディープインパクト、キングカメハメハ、ロードカナロア、ダイワメジャーが続きます。母父で言えば、サクラバクシンオーが多く、3頭います。
[トラックバイアス]
今年も例年に続いて重~不良馬場開催になりそうです。土曜日の5,6,9,10Rを見る限りでは、トラックバイアスは内有利に思えます。
それでは本命馬の発表です。
本命は3番 キルロード
◎3 キルロード
〇6 ナランフレグ
▲1 トゥラヴェスーラ
△5 メイケイエール
△8 ロータスランド
△11 ピクシーナイト
△12 アグリ
△14 トウシンマカオ
△15 ナムラクレア
☆13 ファストフォース
買い目
・単勝
3番キルロード に 2000 (45.2倍)
・複勝
3番キルロード に 5000 (6.6 ~ 8.6倍)
・三連複
3 – 1, 6 – 1, 5, 6, 8, 11, 12, 13, 14, 15 に 各200
3- 6 – 8 | 196.1 |
3 – 5 – 6 | 371.2 |
1 – 3 – 8 | 417.8 |
3 – 6 – 15 | 421.3 |
3 – 6 – 12 | 573.6 |
1 -3 – 5 | 667.9 |
1 – 3 – 6 | 676.5 |
3 – 6 – 14 | 719.4 |
3 – 6 – 13 | 938.2 |
1 – 3 – 15 | 1185.5 |
1 -3 -14 | 1384.7 |
3 – 6- 11 | 1399.9 |
1 -3 -13 | 1506.8 |
1 -3 – 12 | 1536.9 |
1 – 3 – 11 | 3146.0 |
合計10000での勝負です!!!
(※オッズは当日 3/26(日) 12時のものです)
評価
3番キルロード (14番人気想定 45.2倍)
本命は3番キルロードです。昨年の3着馬で悪い馬場もこの馬にとっては都合がいいため、この人気なら積極的に狙えます。昨年の高松宮記念では3着に好走し、一発屋だけでなくその後も、京阪杯で10人気を覆して好走しています。
血統的には、父がこのレースを制したことがあるロードカナロアで母父もこのレースと相性のいいサクラバクシンオーです。昨年が17人気で好走できたのもこの血統的裏付けがあったからに違いないと思います。
先行できるタイプで、前総崩れにさえならなければ安定した成績が残せるタイプだと思います。内枠の3番も取れたことでトラックバイアスを活かせることを考えても面白い存在だと考えます。今回は絶対的な人気馬不在だと思っているので、この馬で頭まで可能性あると考えています。
よって勝負の人気薄を本命にさせていただきます。
6番ナランフレグ (8番人気想定 16.8倍)
対抗は6番ナランフレグです。昨年の覇者であり、スプリンターステークスでも3着に好走。スプリングステークスでは、前内有利のトラックバイアスの中、後ろからイン突きをしての好走です。こちらも一発屋ではなく、能力実績も伴った実力馬であると考えています。
血統は、ダート馬を数多く輩出したゴールドアリュールの子です。昨年の重馬場が有利に働いたように今回も力の必要なタフな馬場で他馬よりもアドバンテージがあると考えます。
前走のオーシャンS[G3]では3着に敗れていますが、敗因ははっきりしていると思います。①59kgの重斤量、②決着時計の速さが主な敗因と考えます。
今回は斤量は58kgでハンデ差がないですし、馬場も雨の影響で悪く決着時計はかなりおそくなるはずです。そうなれば、この馬を8人気16.8倍なのは舐められすぎに感じます。
以上より、対抗評価として三連系の2頭目で買いたいと思います。
1番トゥラヴェスーラ (13番人気想定 38.1倍)
三番手は1番トゥラヴェスーラです。昨年の高松宮記念では4着に好走。しかも鼻出血を発症していたそうです。また、次走のスプリンターズステークスは内前有利な中0.3差の7着と健闘しています。スワンS、阪神カップも4着、8着ですが、どちらも勝馬とは0.2差です。どのレースをとってもあと一歩で馬券になっていたような馬です。そんな馬が今回も13番人気とは舐められすぎもいいところです。
血統は、ドリームジャーニー産駒で、母父アドマイヤコジーンです。2021年3着にステイゴールド産駒のインディチャンプが好走していますし、2014年の不良馬場で行われった時には2着のスノードラゴンがアドマイヤコジーン産駒でした。よって血統的にもフィットしておかしくないと考えます。
1枠1番の好枠を活かしてうちで脚をため、間を縫ってこれたなら馬券になる可能性も高く、期待値が高い一頭だと判断したので、3番手評価で三連系の2頭目に加えます。
その他の印
5番メイケイエール(1番人気)
父メイケイエールは二年連続でこのレースで馬券になっています。ただし、この馬に限って言えば、G2以下では非常に高いパフォーマンスを発揮しますが、G1になると少し足りません。馬券になってもおかしくないですが、この人気で積極的に狙いたいとは思いません。それでも人気薄から攻める関係で買い目にはこの馬も入れたいと思います。
15番ナムラクレア(2番人気)
メイケイエールと完全に同じ評価です。この馬はそれに加え、重馬場でどうかといった不安もあります。それでも上述したように、人気薄から買う関係でこの馬も買い目に入れます。
12番アグリ(3番人気)
欧州系の血統で面白い存在ですし、勢いにも乗っています。ただし、前走も決して強い勝ち方とも思えませんし、G1の経験もなくほかに有力馬が多数いる中でこの馬から勝負したいとは思いませんでした。私には馬柱がきれいだから人気し過ぎているように映ってしまいます。よって抑えまでとします。
8番ロータスランド(4番人気)
昨年の2着馬です。Point of Entry × Scat Daddyで血統的にも買えます。Scat Daddyは2019年の勝馬ミスターメロディの父でもあります。渋った馬場の方がいいですし、この馬は高く評価しています。ほとんど〇、▲と同じくらいの評価ですが、その中でこの馬が一番人気している点と◎、〇、▲の馬よりも外側に入った点で少し割り引いてこの評価としました。
14番トウシンマカオ(5番人気)
毎回外枠で不運に思います。ただ、大外を回って追い込んでくる力がありますし、血統的にも父ビッグアーサーはこのレースの勝馬ということで軽視はできない存在です。抑えで買い目に加えます。
11番ピクシーナイト(7番人気)
復活してくれてとても嬉しいです。実力から行くとこの人気は美味しいと思いますが、復帰初戦でいきなりG1で不安という見方もあります。実力馬も揃ってますし、この馬からはさすがに買えないということで抑えまでとします。
13番ファストフォース(13番人気)
昨年に続き外枠に入り、残念です。血統的にはロードカナロア × サクラバクシンオーでキルロードと同じです。セントウルステークスやシルクロードステークスで馬券になっており、中京競馬場がめっぽう得意です。枠が内側ならもう少し評価も上げたと思いますが外枠ということで抑えまでとしました。
いざ!勝負!!!