葵ステークス[G3] 競馬予想 最終結論

 こんちには。G1がなかなか当たらず回収率に大ダメージが出ているぐろちゃんです。先週の平安ステークスはなんとか的中できて、G2, G3はまだ何とかなっているように思えます。この葵ステークスもなんとか当てて5月開催最後の1日へつなげたいと思います。

 まずは、血統について見ていきましょう。
[血統]
 過去10年の馬券内30回(非重賞のときも含む)のうち、父サンデー系が12回と意外にも少ないです。キズナ、ダイワメジャー、マツリダゴッホ、ネオユニヴァースが2回ずつで、他は1回ずつです。これだけでもかなり好走血統にばらつきがあることが伺えます。

 母父では、フジキセキ、ロックオブジブラルタル、グラスワンダーが2回ずつという結果でした。大系統としては、母父ノーザン系が8頭、サンデー系とネイティブ系それぞれが7頭ずつで、かなり幅広い血統が活躍しています。

 今年は、ダイワメジャー産駒にトールキンの1頭のみがおり、それ以外は好走血統に当てはまりそうな馬の出走はありませんでした。

 次に前哨戦を見ていきましょう。
[前哨戦]
 過去10年の馬券内30回(非重賞のときも含む)のうち、橘ステークス[L(&OP時代)]組が最も多く10回。次にマーガレットS[L(&OP時代)]組が5回、桜花賞[G1]組、ファルコンS[G3]組、雪うさぎ賞[1勝]組が2回ずつという結果でした。

 今年の橘ステークス組は、ルガル、ヤクシマ、テラステラの3頭。マーガレットS組が、ビッグシーザー、トールキン、(アームズレイン)、コーパスクリスティ、ブーケファロスの4(5)頭、となっています。

 ただし、不良で行われた橘ステークスからこのレースで馬券になって馬はおらず、人気を集めるようならば思い切って切るのもありだと考えています。むしろ、狙うならば好走できなかった馬の方がいいかもしれません。

 それでは本命馬の発表です。

本命は5番 ペースセッティング

◎5 ペースセッティング
〇2 ビッグシーザー
▲11 テラステラ
△4 トールキン

買い目

・馬単
5 > 2 に 1000 (18.5倍)

・馬連
2 – 5 に 1000 (7.4倍)

・ワイド
2 – 5 に 2000 (3.4倍)

・三連複
2 – 5 – 4, 11 の2点に 各500 (94.8倍、倍)

合計5000での勝負です!!!
(※オッズは前日 5/26(金) 23時のものです)

評価

5番ペースセッティング (3番人気想定 7.0倍)

 本命は5番ペースセッティングです。父Showcasing、母父Fast Companyです。
 父も母父もノーザンダンサー系で昨年の3着馬ブレスリリーのような血統構成になっています。短距離馬でこれと同じような血統構成をしている馬に、ミスターメロディなどもいます。強いプラスと言えるかはわからないものの、好走可能な血統といってもいいと思います。

 実力の方もしっかりと示されており、小倉で行われた未勝利戦では、前半3ハロンを32.9で飛ばして、最後は今回1番人気に支持されているビッグシーザーに0.5差もつけて勝利しています。

 続いて、京王杯2歳Sでは、前半3ハロン35.2で追走し最後は33.9の脚を使って追い込み4着に好走しています。未勝利戦とうって変わって差し脚を伸ばす競馬ができていた点にも好感が持てます。また、重賞で4着でNHKマイルを3着に走ったオオバンブルマイに0.2差まで迫っていることを考えると立派な結果だと思います。

 前走は馬券外に飛んでいますが、重馬場が響いた結果かと思います。3番人気で7倍つくようなら、頭で買う買い方をしても面白いと判断し、本命に選びます。

2番ビッグシーザー (1番人気想定 2.2倍)

 対抗は2番ビッグシーザーです。父ビッグアーサー、母父Tale of Ekatiです。

 ペースセッティングに敗れた後に、未勝利戦を勝ちあがり、そのまま4連勝しています。前走のマーガレットSはこのレースとも相性が良いレースです。2着馬に0.4差もつけており、実力も着実につけていることが伺えます。

 枠も先行するこの馬にとっては良い1枠2番であり、複勝率で見れば、1枠はこのレースで2番目にいい枠になります。大きな不安要素もないことから、馬券内としては一番あり得るだろうと考えます。

 オッズ妙味を出すとしたらこの馬が頭では面白くないのもありますし、負けたことのあるペースセッティングの存在もあるということで、2着くらいに来ることを期待した馬券が一番おいしいと考え、対抗評価とします。

11番テラステラ (6番人気想定 27.7倍)

 三番手は11番テラステラです。父モーリス、母父スペシャルウィークです。

 相性の良い橘ステークス組ですが、前述したように不良馬場の橘ステークスでした。不良馬場での橘ステークスをどこまでプラスに評価すべきかはわかりませんが、この馬の買いポイントは別にあります。

 それは、万両賞でペースセッティングに勝っているという点です。本命馬に勝利してしまっているこの馬を評価しないわけにはいかないということになります。実際、重賞でも馬券になっているペースセッティングに勝利するのは、まぐれだけではないと思います。

そういった理由から実力もあるだろうと判断することができます。また、鞍上が回収率の良いとされる岩田の父ちゃんになるのも推し材料になります。以上より、これらの買い要素から6人気27.7倍ならば、三番手に評価してもいいと考えます。

その他の馬の評価

4番トールキン(12人気)

 相性のいいダイワメジャー産駒です。前走は折り合いを欠いていたものの、上がり3ハロン3位を使っています。着順は参考外でよいと考えます。小倉では2回勝利し、中山や阪神で馬券外に飛んでいることから、坂はない方がいいタイプだと思います。そういう点では、京都はこの馬に合うのではないかと思い、期待してもいいと判断して馬券に加えます。

消す馬への一言コメント

1番ルガル(2人気)

 不良馬場の橘ステークスを勝利したことで人気になっています。重~不良馬場では着差が付きやすくインパクトが出やすく、その分過剰人気になりがちです。もともとダート出身ですし、良馬場の1200m戦となればまるで話が違います。追走に手いっぱいとなり、あっさり馬券外もあるのではないかと考えました。

いざ!勝負!!!

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