札幌記念 反省会 ~ジャックドールおめでとう~

実は今回、私は札幌記念を現地観戦していました。初めての札幌競馬場、最高に堪能してまいりました。札幌記念とても面白いレースでしたね。現地の盛り上がりもすごくG1開催日のようでした。レースレーティングも高いですし、本当にいつかG1になったりしたら面白いですね。
さて、今回初投稿だったわけですが、私の札幌記念の予想はというと…大外れ。いや~悔しくて明日から仕事に身が入りませんね。人気馬の中で買ってない唯一の二頭が来てしまったのでこれはド下手な予想としか言いようがありません。修行して出直したいと思います。
それではレース回顧と各馬評価に移って参ります。

レース回顧

強力な逃げ、先行馬が揃った札幌記念となりましたが結果的に鼻争いはそこまで激化しませんでした。押して11番ユニコーンライオンが一旦先頭に立ち、同厩舎3番パンサラッサが1コーナー手前までに鼻を取りきる。2番手に11番ユニコーンライオン、3番手内に9番ウインマリリン、外4番ジャックドール、離れた5番手にソダシという形。6番グローリーヴェイズは中団後方、その後ろに13番レッドガランレッドガラン、14番ユーバーレーベンは1番マカヒキと並んで最後方。前半59.5と馬場にしては速い時計でしたが逃げ馬がパンサラッサであることを考えると想定よりは気持ち遅めの前半でした。勝ち時計2:01.2、良馬場だが去年一昨年の馬場よりは重く、前日の雨の影響で時計のかかる馬場でした。前日土曜日から逃げ天国の馬場傾向であり、結果的に札幌記念も逃げ、先行馬で決着しました。

各馬評価

1着 ジャックドール(3番人気4.6倍)

父:モーリス 騎手:藤岡裕介
私の大外れの1番の要因、それはこの馬を軽視してしまったことです。正直に言って強いの一言。このレースでまたG1馬を5頭(何頭かノーカンしても良いが…)倒しており本当に強く文句のつけどころのない馬となりましたね。有力馬考察で不安要素をいくつも挙げましたが、①平坦洋芝②右回り③時計のかかる馬場④逃げずに番手につける競馬⑤ハイペース対応、をクリアし、馬場ペース不問であることが明らかとなりました。ここで、父モーリスの競争成績を振り返ってみたいと思います。マイルG1を東京、京都、香港で勝っており、2000mのG1である天皇賞秋と香港Cを勝っています。強すぎるのでただの化け物と片付けてしまうかもしれないですが、実は京都、香港のような平坦コースに適性があることがわかります。また、札幌記念を重馬場で追い込んで2着に好走しており、タフな馬場でも活躍できるお父さんでした。そう考えると未知な要素があれど、この馬の札幌記念適性を不安視したのは愚行だったと反省したいです。
次走は天皇賞秋に出走だと思うが人気でも狙いたい。今後、マイルG1に出てきても面白いのではないか。

2着 パンサラッサ(1番人気3.3倍)

父:ロードカナロア 騎手:吉田豊
某芸人マイ〇ク君の本命であり、私の本命だった馬です。人気ではありましたが予想ブログで本命に選んだ馬が2着に好走したことは素直に喜びたいと思います。やはり逃げ天国の馬場傾向は優位に働いたと思います。同厩舎のユニコーンライオンが押して先頭に立ち、アシストしてもらうかのように鼻を譲ってもらえました。まずまずのスタートから1コーナー手前で鼻を取り切りきり、ハイペースの大逃げではないものの馬場にしては早いペースで逃げました。4コーナー手前からジャックドールが前進し、直線を迎えてすぐに同馬は捉えられたかのように見えましたが馬体を併せられてからも粘り込んでクビ差の2着。前残り傾向であったとしてもタフな馬場で先行馬に迫られたにもかかわらずこの走りはとても評価したいと思います。1800~2000mならこれからも信頼をおいてもよいと思います。母系にサドラーズウェルズが入っているロードカナロア産駒はタフな中距離でよく活躍しますね。今後、血統についての考察などもブログで展開できたらいいなと考えています。

3着 ウインマリリン(5番人気13.6倍)

父:スクリーンヒーロー 騎手:松岡正海
復活おめでとう!私はこの馬が大好きなので好走してくれて嬉しい限りです。馬券を買っていなかった私はボケぇ~ですね。この馬に平坦の2000mは適性外かなと思ってしまいました。状態がとても良いとの噂が出回ってましたが信じ切ることができませんでしたね。前走の宝塚記念では馬券を買っていたのに…悔しい!!!この馬はフローラステークスを勝ち、オークスではデアリングタクトに0.1差の二着と本来能力はとても高いです。状態が長いこと整わず馬券圏内から遠ざかっていましたが、前走の宝塚記念で7着と調子が少し戻っていたことなどからも状態の良さが読み取れたのかもしれません。また、前残り傾向や上がりのかかる馬場であったことも味方したことと思います。
今後のローテーションが気になりますが、エリザベス女王杯や有馬記念で出走してくれば狙いたくなりますね。

4着 アラタ (12番人気 85.6倍)

父:キングカメハメハ 騎手: 横山武史
馬券に絡んだら大波乱でしたね。この馬の好走要因は、①このレースに相性のいいキングカメハメハ産駒②前残り傾向で先行できたことの二点だと思います。結果論かもしれませんが、この位置につけた横山武史ジョッキーの判断は素晴らしいですね。函館の洋芝で2勝しているだけあって洋芝適性も高かったのではないかと思います。馬場傾向も味方しましたね。この馬は面白いことにパンサラッサとジャックドールどちらとも対決したことがあった馬なんですね。パンサラッサ好走時に同時に好走していることからハイペースのほうが得意なのかもしれません。馬場が極端に悪いとだめでしょう。次走のレース次第ではそこそこ人気すると思うので適正を考えて印を打つか考えたいと思います。なんとなくマイルもいけるんじゃないかと思います。

5着 ソダシ (2番人気 3.3倍)

私のブログで対抗に印を打った馬です。距離不安や去年より斤量3kg増えての出走でよく頑張ったと思います。この馬が札幌記念で馬券に食い込むには勝ち時計が2分を切るような馬場が必要でした。前日から時計がかかる馬場だったのは分かっていましたが、先行勢が残る馬場でもあったので思い切って切れませんでした。陣営は敗因は距離にあると断言してましたね。これからはマイルに専念するんでしょうか。もし来年もこのレース出てくれるようならしっかりと馬場を見極めて印を付けたいと思います。

6着 グローリーヴェイズ (4番人気 7.0倍)

鞍上絶不調ですね。鞍上が休み明けで調性不足ですね。冗談は置いといて、この馬にとっては少し距離が短いのでしょうね。パンサラッサが作ったペースについて行くので足を使わされたようにみえます。また、そろそろ年齢的な衰えも気になりますね。次走はどうするんでしょう。2400m以上なら国内海外問わずまだ走る可能性が残ってそうですね。次走は香港ヴァーズですかね。ジャパンカップに出てきたときには買うかは悩ましいですね。京都競馬場が再開する2023年4月に天春で見れたらいいですね…

14着 ユーバーレーベン (6番人気 18.7倍)

いや〜、やられました。2走前の京都記念から約30kgも馬体が増えていました。明らかに調整ミスですね。鞍上のM.デムーロ騎手もレース後に休み明けで気持ちがなかったとコメントしていました。少しずつ日曜日の後半になると差しが届く馬場になっていたので一発あるかなと思いましたが、さすがに苦しかったですね。ただ、一番の原因は状態面でしょう。この馬はオークス馬です。このまま終わるわけにはいかないでしょう。しっかりと良い状態で次走出てきてくれたらまた狙いたいです。ただ、期待し過ぎると痛い目を見そうですね。

7着 アンティシペイト (7番人気 28.8倍)、10着 ハヤヤッコ (8番人気 29.1倍)

アンティシペイトは良いところから捲くってきましたね。馬場傾向的に捲って7着はそこそこ立派なのではないでしょうか。前残り傾向では、苦しかったですね。
ハヤヤッコは後ろすぎです。やはり早いペースを追走するのが厳しいですね。
どちらの馬ももっと馬場が悪い方がいいでしょう。重馬場の宝塚記念などに出てくれば穴候補として面白いと思います。

12着 ユニコーンライオン (11番人気 52.4倍)

ナイスアシストですね。4コーナー手前で手応えが悪くなったのでまだ本調子ではないでしょう。次走レースレベルが落ちときに切りにくくて悩ましくなりそうです。

14着 ケイデンスコール (14番人気 284.3倍)

厳しいですね…復活せずに引退でしょうか。

16着 マカヒキ (10番人気 50.0倍)

もう引退させて!よく頑張った!

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