キーンランドカップ 有力馬考察

こんにちは!競馬大好きぐろちゃんです。初投稿の札幌記念の予想は残念な結果となりましたが気を取り直してキーンランドカップの予想をしていきたいと思います。
札幌記念とは別の意味で難解なレースとなりそうですね。このレースはガチガチに決まる年と荒れる年があります。魅力的な穴馬が何頭かいますね。私は本来穴党なので、いい穴馬を見つけ出したいと思っています。今週も馬場傾向がカギになる予感がしています。

有力馬考察

  1. ウインマーベル (想定2番人気 6.7倍) 牡3歳
    父:アイルハヴアナザー、騎手:松山弘平、斤量:54kg
    〈不安要素〉
    アイルハヴアナザー産駒とは渋いですね。完全にダートイメージの種牡馬ですね。葵ステークスのレースレベルが全く高くなかったことがとても気になります。2着馬コムストックロードは次走のパラダイスSで4着,福島テレビOPも4着どちらも軽斤量を背負っての馬券外です。葵ステークス3着のブレスレスリーは、次走の雲仙特別(2勝クラス)を2着、耶馬渓特別(2勝クラス)を3着、どちらも52kgと軽斤量での敗戦です。よって、今年の葵ステークスは、単純に見積もると2勝クラスレベルだったことがわかります。また、この馬は、新馬戦、未勝利戦含めて札幌函館の1200mを3回も負けています。もしかすると洋芝に適性がないかもしれませんね。
    〈評価〉
    完全にダートイメージの種牡馬ですが、最近はナランフレグ(父:ゴールドアリュール)を始めとしてダートに合う種牡馬産駒がよくスプリントで好走しているイメージも出てきています。そう考えると、今回血統面で嫌う必要はなさそうです。去年のこのレースの勝ち馬であるレイハリアは、前走葵ステークスの勝ち馬であったことから、ローテーション的に評価はできると思います。また、この馬が覚醒を始めたのはブリンカーを着用するようになってからです。ブリンカー着用してからの成績は、(4-1-0-1)と好調です。3歳馬であることから斤量も恵まれており、馬券に来ても何らおかしくないとは思います。ただ、個人的には過剰人気してると感じてしまいますね。

  2. ジュビリーヘッド (想定5番人気 7.9倍) 牡5歳
    父:ロードカナロア、騎手:横山和生、斤量:56kg
    〈不安要素〉
    ある程度の位置から前につけるレース運びができることがこの馬の強みですが、札幌競馬場で差しが決まるようになってきていることは不安です。また、今回明け8戦目ということもかなり不安です。状態面が整っていればいいですが、走ってみてから「やっぱりダメでした。」なんてこともあるかもしれないのがとても怖いです。
    〈評価〉
    安定感がとてもいい馬です。ある程度の位置でレースを進められるのがこの馬の強みではないでしょうか。右回り、平坦コースでは(3-4-0-0)とさらに安定感抜群です。函館スプリントSでも軽斤量のナムラクレアに次ぐ2着に好走しており、能力もある程度証明されているのではないでしょうか。状態面が整っていれば、軸には安定だと思います。パドックで見極めるのが得意な人はしっかりその辺を見極めていただけたらと思います。私は、使い詰めでなければ軸にしたいと思っていました。

  3. トウシンマカオ (想定1番人気 4.6倍) 牡3歳
    父:ビッグアーサー、騎手:川田将雅、斤量53kg
    〈不安要素〉
    1200mを走ったことないことが一番の不安ですね。前につける方が良い馬だと思いますが、距離短縮して前につけることができるかどうかも謎ですね。また、今まで好走している京王杯やクロッカスS、ファルコンSのレースレベルが古馬に通用するレベルなのかも疑問です。仮に、1200mのほうが合うと言えるならまだしもそれも言いきることができない未知な人気馬です。この人気で買うのはいかがなものかと思ってしまいます。
    〈評価〉
    重賞である京王杯2歳ステークスで2着に好走しているのは素直に評価できます。阪神JFで2着に好走したラブリイユアアイズより先着した点は高評価できます。クロッカスSでは、差し馬に有利な中先行して快勝している点にも好感が持てます。軽斤量なのもいいですね。切るのも怖いですが、過剰人気感が否めないですね。

  4. エイティーンガール (想定4番人気 7.7倍) 牝6歳
    父:ヨハネスブルグ、騎手:武豊、斤量55kg
    〈不安要素〉
    後ろから差す競馬がデフォルトの馬なので、軸にはしにくい馬です。6歳牝馬ということで、そろそろ衰えが出てくることも心配です。先週まで前有利の馬場傾向だったので、今回もそうなれば惜しくも届かずとなる予感はします。昨年、一昨年とこのレースを好走している点はいいのですが、同一重賞の3年連続好走は難しいとちまたでよく囁かれています。
    〈評価〉
    昨年2着、一昨年1着とこのレースとの相性がとてもいいです。土曜日の馬場傾向を確認したところ、差し馬も徐々に届くようになっています。捲り気味に3,4コーナーで位置を上げれば十分差し切れるイメージも湧いてきます。前走の高松宮記念で0.3差の8着と着順は悪くも着差は悪くないと思います。まだまだ衰えもなくしっかり走ってくれるのではないかと思います。展開次第にはなりますが、メンバー的にスローペースになることは考えにくいと思うので、一発あると考えます。ただ、去年が7人気で2着だったので、今回4人気で買うのはオッズ妙味が薄い気もしてしまいます。

  5. ヴァトレニ (想定3番人気 7.1倍) セ4歳
    父:グラスワンダー、騎手:横山武史、斤量56kg
    〈不安要素〉
    青函Sで好走していますが、前有利の馬場傾向があっての好走かと思います。先行馬もそれなりに揃っており、差しが決まる馬場傾向になってきていることを考えると最後の直線で捉えられてしまう可能性も考えられます。初重賞でOP勝ったばかりの馬、さらにスプリントは2戦目ということを考えるとこれまた過剰人気なのではないでしょうか。
    〈評価〉
    OP入りして、キャリア初スプリント戦となった青函Sでジュビリーヘッドに0.3差もつけて勝利したことは評価できます。どの距離でも安定して前に行くことができており、大崩れがないタイプなのも評価できますね。差しが決まる馬場傾向になってきたとは言え、やはり前にいる方が安定すると思います。