天皇賞春[G1] 競馬予想 最終結論

 こんちには。ぐろちゃんです。ついに天皇賞春です!京都に戻ってきました!!菊花賞馬2頭がぶつかるアツいレースになること間違いなしだと思います。私自身も本日の青葉賞を的中し、フローラSと合わせて2連勝と調子が上がっています。この波に乗って、天春も完全的中を目指したいと思います。

 今年このレースを予想するうえで唯一気がかりなことは、当日の天気でしょう。
[天気&馬場]
 土曜日のレース開催中はなんとか持ちこたえましたが、土曜夜から日曜朝にかけてドバっと降る予報です。今の感じでは、午前9時ごろに止みそうなので、もしかするとメインまでには良馬場まで回復するかもしれません。よって、良馬場の中でも上がりがかかり、若干外有利のトラックバイアスが発生し得ると考えます。結論を言えば、雨の影響はそこまで心配しなくてもいい程度だろうと考えます。

 次に血統について考えていきます。
[血統考察]
 過去10年(阪神開催も含む)の馬券内30頭の内、父サンデー系が27頭も馬券になっており、阪神開催を除くと24頭中23頭がサンデー系になります。ディープインパクト産駒が7回、ハーツクライ産駒が7回と同数、ステイゴールド産駒が6回という結果です。

 阪神開催から京都開催に戻るということで、血統についても京都に合いそうな馬というのをよく考えなくてはならないと思います。やはり馬力タイプよりもスピードタイプがいいと思われるので、ネイティブダンサー系やノーザンダンサー系種牡馬よりもサンデー系の方がいいのではないかと思われます。特にディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒、ステイゴールド産駒。今後はキタサンブラック産駒なんかが活躍するのではないかと考えます。

 それでは本命馬の発表です。

本命は6番 アスクビクターモア

◎6 アスクビクターモア
〇1 ジャスティンパレス
▲3 タイトルホルダー
△7 ディープボンド
△13 ボルドグフーシュ
△16 シルヴァーソニック
☆14 マテンロウレオ

買い目

・馬連
1 – 6 に 4000 (13.2倍)

・3連単
1, 6 > 6, 1 > 3, 7, 13, 14, 16 に 各600 (倍率は以下の表参照)
(実際にはほとんど1-6の馬連の派生としたサービス馬券です。

16370.3
61380.9
161394.5
6113116.2
167186.4
1616239.9
617248.9
6116323.8
1614634
6114770.3
3連単オッズ(※当日 4/30(日) 11時のものです)


評価

6番アスクビクターモア (3番人気想定 7.1倍)

 本命は6番アスクビクターモアです。父ディープインパクト、母父Rainbow Questです。やはりディープインパクト産駒は血統的に推せますし、京都の舞台に戻って一番評価をあげたい血統になります。母父はナスルーラ系のRainbow Questで凱旋門賞の勝馬になります。よって、タフな長距離戦にぴったりのディープインパクト産駒といえます。

 京都に戻ることで、スピードが幾分か求められるようになりますが、そちらも心配ありません。なんといってもあのハイレベルでレコード時計のダービーを先行し、3着に粘っています。スピードと豊富な体力は証明済みで、京都の適性もある程度あると評価できます。

 前走の負けで人気をある程度落としているようなので、今回かなりおいしいオッズだと思います。よって、2着までは来ると信じて本命に選出します。

1番ジャスティンパレス (2番人気想定 4.8倍)

 対抗は3番ジャスティンパレスです。父ディープインパクト、母父Royal Antemです。ディープインパクト産駒なので、上述したようにとてもプラスに評価できます。母父Royal Anthemは、アイアンバローズと一緒で、長距離への適性が約束された血統でした。

 中京で行われた神戸新聞杯で覚醒を見せ、菊花賞では3着に好走。非常にいい成長曲線を描いており、阪神大賞典では見事1着に優勝しました。前走は少し余裕残しといいますか、16kgも馬体重を増やしての参戦であり、成長が数字としても見て取れます。叩いて出てくる今回は上澄みがしっかりある状態であり、期待大です。

 鞍上も、C. ルメールであり、長距離重賞での戦績は鬼です。鬼に金棒な状態のこのコンビは連対圏を外さないだろうと信じて、対抗に評価します。

3番タイトルホルダー (1番人気想定 1.7倍)

 三番手は3番タイトルホルダーです。父ドゥラメンテ、母父Motivatorです。血統的には推せる要素はないですが、ドゥラメンテ産駒が京都競馬場に適性がないとも言い切れません。こればかりは結果を見ないとわかりませんが、オッズ妙味がないならば評価を下げてもいいのではないかと思います。過去10年、京都で行われた天皇賞春は、ネイティブダンサー系の馬が1度も馬券に絡んでないのも気になります。

 母父Motivatorはここ最近見かけることが多い気がして、少なくとも皐月賞馬のソールオリエンス、福島牝馬ステークスの勝馬のステラリアなどがいます。流行通りに、ここも好走する可能性は十分あるとは思います。

 能力面に関しては言うまでもなく、現役最強と言われるうちの1頭といってもいいでしょう。ただ気になるのは、阪神と中山ばかり走っていることです。やはり急坂があって馬力が求められる方が得意なのではないかと現状は評価します。なので、京都競馬場に合うかは非常に怪しく、人気馬の未知は疑えということで評価を落とし、三番手評価としました。

その他の馬の評価

13番ボルドグフーシュ(4人気)

 血統的にマイナスであることと、京都競馬場でこの脚質がハマるか怪しいということで評価を下げました。また、鞍上も長距離G1の実績が乏しく、世界の川田といえど安心できません。過去10年でスクリーンヒーロー産駒はおろか、ターントゥ系の勝馬が一頭もいないのが血統的に大きく割引になる理由です。

7番ディープボンド(6人気)

 どちらかというと馬力体力タイプで、脚が遅いと散々言われてきました。なぜ、切らずに紐に加えたかというと、この馬は京都競馬場実績があるからです。京都新聞杯での勝利実績と菊花賞4着と好走実績があります。京都の下り坂の加速が脚の遅さをカバーして、案外適性があるのかもしれません。以上より紐からは外せないということで入れました。

14番マテンロウレオ(8人気)

 血統的に買えます。ハーツクライ産駒は7回も馬券になっているように、このレースには高相性です。出走馬にハーツクライ産駒はほかにいないですし、アドバンテージがあります。また、最近充実度も増しており、京都記念で2着、大阪杯で4着と上々の結果です。長距離がプラスに働けば、侮れないかもしれません。

16番シルヴァーソニック(5人気)

 長期休養からいきなりステイヤーズステークスで勝利。前走のレッドシーターフでも勝利と充実感を感じさせられます。長距離に適性があるのは言うまでもありませんが、ステイヤーズステークスの好走が天皇賞春の好走に全く結びつかないという割引要素があります。また、オルフェーヴル産駒の長距離G1も未だかつて馬券になっていないというのも気になります。以上よりこの馬は抑えまでとしました。


いざ!勝負!!!

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