府中牝馬S レース回顧

レース回顧

本ブログ的中3回目かつ中央競馬3連続の的中です。本当に調子が戻ってきています。しっかりとお役立ち情報を届けられていたらと思います。ごりごりの一番人気ですが本命はソダシでした。しっかり2着に好走してくれました。対抗のアンドヴァラナウトもしっかりと3着に好走し、紐で買っていたイズジョーノキセキがなんと勝利しました。馬券的には三連複の的中のみでしたがプラスはプラスです。5年連続で4枠の馬が勝利しているのも面白いですね。勝ち時計は1:44.5とやはり早い時計が出ますね。脚質は先行馬が2,3着、中段やや後ろ目のイズジョーノキセキが1着と早い上がりが使えることが必須となっています。東京はこのまま早い時計が出続けるのでしょうか。天皇賞秋まで残り二週間、馬場傾向の変化にも注目です。

各馬評価

1着 6番 イズジョーノキセキ (12番人気 34.8倍) 牝5

父:エピファネイア、騎手:岩田康誠、斤量:54.0
この馬を買い目に入れておいて本当に良かったです。もう少しこの馬に重い印が打てていたらプロっぽさが増しますね(笑)。この馬は中団やや後方で内に入れてレースを進めていました。これが岩田の父ちゃんの上手さです。上がり3ハロンは33.3です。素晴らしい末脚を見せてくれましました。今更ながら戦歴をたどると強烈な末脚が何度か出ていました。今の東京はこれくらいの末脚が使える馬が好走しますね。また、内外どちらもしっかり伸びてくる馬場だと思うので内にいた方がいくらか有利となる、今のところそんなイメージでいます。
この馬は阪神がよく合い、東京はどうかと思っていましたが、杞憂でしたね。初音Sでは勝ち馬に0.3の5着でしたが稍重の馬場が響いたのではないかと考えます。パンパンの良馬場ならむしろ適性が向くのではないでしょうか。先週のジャスティンカフェに続いて、またエピファネイア産駒の好走です。両馬ともに好走する適性が面白いくらい似ていますね。今後も馬場をよく見て印を打っていきたいと思います。

2 着 2番 ソダシ (1番人気 1.9倍) 牝4

父:クロフネ、騎手:吉田隼人、斤量:56.0
私の本命馬です。しっかりと2着に好走してくれました。この馬はスタート良く2番手につけましたが、しっかりと折り合い速いペースには付き合わず自分のペースでレースを進めることができました。内で先行し、最後の直線は一頭分外に出して抜け出しにかかったところ勝ち馬にかわされて2着です。56kgと見込まれましたがヴィクトリアマイルで勝利するほどの能力を持つ馬です。ここで大崩れすることはないと思いましたが本当に好走してくれてホッとしています。この馬も高速馬場になったほうがいいタイプです。出走するわけではありませんが、個人的には天皇賞秋でも通用すると思っています。同馬は鼻にこだわるわけではない馬ですが、同じクロフネ産駒のアエロリットに少し近いイメージだと思ってます。時計のかかるような2000mは厳しく、高速ならば対応できると感じます。今後はマイル戦を中心に使われると思います。人気になるでしょうがしっかりと抑えたいです。

3着 1番 アンドヴァラナウト (3番人気 8.3倍) 牝4

父:キングカメハメハ、騎手:福永祐一、斤量:54.0
私の対抗馬です。最終的には3番人気となっていましたね。メンバー内の実力は2番手だと思っていました。しっかり3着に好走してくれて嬉しいです。この馬は1枠1番を活かしてイズジョーノキセキのすぐ前を位置取っていました。直線ではソダシが少し外に出してできたスペースを突いてきました。上がりは33.8ですが、最後は切れ負けしたように見えました。この馬はどのコースでも安定した能力を発揮する力を持っていると思います。ただ、高速決着のマイルはきつそうですね。極端に速くなければマイルもいいと思います。ベストは1800〜2000mなのではないでしょうか。馬格が乏しい馬なので、状態面をよく見て馬体が大幅減のときは疑問視したほうがいいかもしれません。

4着 10番 サトノセシル (2番人気 7.7倍) 牝6

父:Frankel、騎手:C.ルメール、斤量:54.0
軽視すると言って切りましたが、危うく馬券になるとこでした。やはり普通に強いですね。ルメール騎手もうますぎます。ソダシから間1,2頭空けて外を走っていました。
軽視するのは心臓に悪いので今後軽視したくないですね。3勝クラスを勝ちあぐねていますが、2年連続クイーンSで馬券に食い込んでいます。上がり3ハロンは34.0で直線ではジリジリと伸びてきました。馬券購入者にとってはもどかしかったと思います。私はこれがこの馬の限界の脚だと思います。適性が向いてなかった、それに尽きると思います。しかし、この馬は適性範囲が狭いと思うので買い時には悩みますし、今後人気しているときはやはり軽視するかもしれません。

5着 9番 アブレイズ (4番人気 13.7倍) 牝5

父:キズナ、騎手:大野拓弥、斤量:54.0
この馬もノーマークでした。これに関しては私の目が節穴です。たまたま馬券に食い込まなくてよかったと思ってます。ヴィクトリアマイルで最後方から上がり最速の32.9の脚を使っていました。今回は買いどきでしたね。ただ、案外人気になっていて4番人気でした。普通に世の中に力がバレてましたね。今回はヴィクトリアマイルと違い、出遅れることなく前に付けることができました。ただ、結果論ですが最後はジリ貧になってしまいました。やはり今の東京は中団で脚を溜めて末脚を活かす競馬がハマる馬場だと思います(だからといって逃げ馬を軽視するわけではありませんが)。同馬は、力をメキメキとつけていると思います。適性がどこにあるのかはいまいちピンときていませんが安定して先行できるとしたら阪神、中山あたりが合運じゃないかと思っています。次走も注目です。

6着 8番 ライティア (11番人気 33.5倍) 牝5

父:ディープインパクト、騎手:坂井瑠星、斤量:54.0
今回も果敢に前に出ましたね。ただ、分かっていたことと思いますが、ローザノワールが後ろからきて前を譲らざるを得ませんでした。少し離れた2番手でレースを進められたのは結果的に良かったかもしれません。牡馬混合重賞ではどうするか悩みますが、OPクラスならば普通に通用する気がします。母父はシングスピールと競馬歴3年目の私にはイマイチピンときませんでしたが、ローエングリンのお父さんなんですね。

7着 14番 シャドウディーヴァ (5番人気 15.4倍) 牝6

父:ハーツクライ、騎手:北村友一、斤量:55.0
一昨年の2着馬、去年の勝ち馬です。今回は積極的に軽視とtwitterの方で言及させていただいた馬になります。やはり同一重賞の三年連続好走は難しいですね。今回も最後方の競馬となりましたが、さすがに今の東京で最後方は苦しいと思いますし55kgを背負った影響もあると思います。上がりは33.5とメンバー内2位です。脚質が向けば一発あると思います。6歳なのでいつまで全盛期の状態を保っていられるかも鍵になりそうです。

8着 5番 クリノプレミアム (10番人気 22.7倍) 牝5

父:オルフェーヴル、騎手:松岡正海、斤量:54.0
道中はソダシの斜め後ろをずっと追走していました。直線ではスペースも少なかったですが、伸びきれていないように見えました。上がり3ハロンは34.3です。この馬もこれ以上の脚を使うのは厳しそうに思えます。中山で先行して押しきってほしいと思います。人気しないようなら大歓迎ですね。

9着 7番 ラヴユーライヴ (6番人気 18.8倍) 牝5

父:ディープインパクト、騎手:戸崎圭太、斤量:54.0
前走上がり33.8を使えており、ひそかに期待していました。血統もラヴズオンリーユーと同じなので一発あると思っていました。結果は9着と残念な結果に終わりました。スタートは後ろから3番目くらいにいましたが、道中で位置を上げていき、イズジョーノキセキの前まで上げていきました。ここで脚を使ってしまってしまったのだと思います。スローからの末脚勝負になる展開が合いそうですね。今回のような流れるようなペースだとしんどいと思います。古馬重賞ではペースが緩みにくいので買いづらい馬だと今回感じました。

10着 15番 アカイイト (8番人気 19倍) 牝5

父:キズナ、騎手:幸英明 、斤量:56.0
絞れていませんでしたね。きっとそれが原因でしょう。また、斤量も56kgと見込まれました。エリザベス女王杯で勝利している実力馬ですがきつかったと思います。また、1800は短く、ベストはやはり阪神2200mなのではないでしょうか。強い馬だと思うので、次走状態面がばっちりならば買い目に入れたいと思います。

11着 12番 クールキャット (13番人気 39.7倍) 牝4

父:スクリーンヒーロー、騎手:団野大成、斤量:54.0
フローラS勝利後はパッとしませんでしたが、前走の関越Sで復調気配がありました。が今回も厳しかったですね。重賞級じゃないのかもしれませんね。メンバー構成を見て波乱がありそうならばもう一度くらい買ってもいいかもしれません。馬体が大きく筋肉質なのでもう少し短い距離で見てみたいです。

12着 4番 ホウオウピースフル (14番人気 80.1倍) 牝5

父:オルフェーヴル、騎手:丸田恭介、斤量:54.0
コーナーを回っている間にずるずると後ろの位置取りとなってしまいました。適性が違うのと重賞では足りていない実力だと思います。走るとすればもう少し時計がかかる舞台だと思います。

13着 11番 リアアメリア (7番人気 18.8倍) 牝5

父:ディープインパクト、騎手:藤岡佑介、斤量:54.0
前々走のマーメイドSでは4着であり、前走は上がり3ハロン32.9を出していたので期待しました。スタートはよくありませんでしたが、3番手くらいまでに上がっていきました。先行力は評価したいと思います。最後は苦しくなって後退していきましたがそこまで評価を下げなくてもいいかと思います。適性は東京ではないような気もしてきますね。阪神2000mなどなら買ってみるのもあるかと思います。

14着 13番 ゴルトベルク (15番人気 113.9倍) 牝5

父:キングカメハメハ、騎手:石川裕紀人、斤量:54.0
適性も向いてない上に、力も足りていないと思います。人気が物語っていますね。OPクラスでどうかといったところでしょうか。

15着 3番 ローザノワール (9番人気 19.6倍) 牝6

父:マンハッタンカフェ、騎手:田中勝春、斤量:54.0
私の三番手評価です。見ての通りですね。果敢に逃げた結果なので何も言うことはありません。スタートがあまり良くなかった点だけ残念でしたがそれでも今回は厳しかったかもしれません。逃げ馬の大敗はあまり深刻に考えなくてよいでしょう。速い流れのときはマイルくらいが、1800mはゆったり逃げるくらいだとちょうど良いのでしょうか。真相はわかりませんが、次走もメンバー構成などを見て狙っていきたいと思います。